エース格

昨日の来る人、来ない人のネタでも
触れていますが、今回の鈴鹿テストに
参加する、しないライダーが居ます。
 
そうなると必然的に今回のテストで
走るライダーがセットアップの中心になるわけで
彼らがエース格のライダーということになるでしょう。
 
つまりTSRなら秋吉さんがエースでレイは
秋吉さんのセッティングのマシンを乗りこなさないと
ならないし、ハルクプロならエース格は高橋選手で
ハスラムとヴァンデル・マークは高橋セッティングの
マシンを乗りこなさないとならないということ。
 
ライダーはそのライディングスタイル、体重
ブレーキのかけかたなんかから、どうしても好みの
サスペンションセッティングがピンポイントでありますから
それを外した状態のマシンで走るってのはなかなか難しいもの。
そういう意味ではジョニー・レイなんかは
他人のセッティングでも驚異的なアベレージで走れる稀有な
ライダーですね。
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今年、ヤマハは海外レギュラーのYARTと別チームで
YART+YSPというチームで中須賀選手を走らせますが
これなんかは、中須賀選手を中心に据えたセッティングの
マシンで、エース格として走らせて勝ちを狙う戦法かも。
 
以前、YARTのマシンで走った中須賀選手は耐久独特の
尻下がりの車高と、海外勢独特の幅広ハンドルのマシンで
かなり走りづらかったみたいですからね。
しかもタイヤは初めてのミシュランだったし。
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8耐で勝つには好みのセッティングを施してもらっている
エース格がまず、実力通りの速さを発揮すること
そして、それ以外のライダーがいかに他人のセッティングで
速いアベレージを刻むかってのが重要になってきますよね。
 
ところでケヴィン、辻本、青木組は誰がエース格なんだろう?
やっぱアベレージからすればノブさんかな?