フロント 17インチ

既に報道されていますが、2016年から
タイヤ供給を開始するミシュラン
17インチタイヤを使用するそうです。
 
そもそもミシュランがフロントに16.5インチタイヤを
供給するようになったのは、シュワンツの
深くブレーキを握ったまま、コーナーリングするスタイルに
適応するために、より接地面が太くなることを狙ったため。
 
実際、ケヴィンがタイトルを取った91~93年あたりは
トップライダーが各々、自分のスタイルに合った方の
タイヤをチョイスしていました。
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例えば、ブレーキングの深さよりも寝し込みや切り返しの
シャープさを求めるレイニーやドゥーハンは17インチをチョイス
一方、レイニーのチームメイトだったコシンスキーや
ドゥーハンのチームメイトだったガードナーは16.5インチを
チョイスしていました。
 
現在は小排気量出身のライダーが大勢を占めていますから
そのスタイルからして、フロントグリップ重視の16.5を
使って成立するライディングとも言えます。
それが17インチになることで、ライディングスタイルの変更を
強いられる可能性もあります。
 
ただ、WSBが去年、16.5から17へと一足先に変更していますが
ほろんど影響が無かったように、17インチでも高いグリップを
発揮できれば問題は無いかも知れません。
こればっかりは、蓋を開けてみないとなんとも・・・。