上がり目はあるか?

さて、明日から全日本も開幕ですね。
 
今年は4月中にもう一回オートポリス
開催されるんで、結構忙しいですね。
 
さて、前回は中須賀選手を挙げましたが
それに対抗する陣営を挙げてみたいと思います。
 
まず、ホンダ勢なんですが・・・。
 
去年の転倒骨折の影響か、今年は秋吉選手は
フルエントリーしません。
彼は本職はテストライダーですからそちらに影響が
出ることを良しとしなかったんでしょうか。
彼は8耐優勝の命題もあるので、2&4だけ走るとのこと。
 
ただここ2年ばかりの秋吉選手を見ると
チャンピオンを獲った頃がベストバランスで
そこからさらにもう一個上のバランスを模索するために
却ってバランスを崩してしまっている印象がありますね。
藤井監督がポロっと言っていた今のCBR+BSでは
これ以上速く走れないという所まで煮詰まりきってしまった
というところでしょうか。
 
去年の最終戦でも中須賀選手に完敗してましたから
現状、これ以上の上積み、上がり目があるかというと
相当厳しいんではないかと・・・。
 
となるとフルエントリー組の高橋巧選手に期待を
したいところなんですが、
ホンダとの契約なんでしょうけど、ハルクのマシンは
TSRに比べるとアチコチがワンランク落ちるんですよね。
目立つところではショーワのフロントサスだけど、
TSRや加賀山さんとこ、カワサキの2台が最新の
GPスタイルの別体タンクがあるやつなのに
ハルクのは昔ながらのビッグピストンフォークなんですよね。
多分、TSRがホンダからコンプリートマシンを提供されているけど
ハルクは足回り、ブレーキ無しのマシンが提供されているんでないかと。
まあ、高橋選手が実績を残していいマシンを手にする
という事も出来ない話ではないでしょうが、今はそうなってません。
となると今年の去年と同じ位置を走りそうな予感が・・・。
いきなりブレイクスルーする可能性もゼロではないけど。
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