WSSからMOTO2へ

今年のWSS王者 サム・ロウズが
MOTO2のテストに登場しました。
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ヘレス初日は7番手タイムをマークしています。
 
彼の走らせるマシンがスピードアップという
決して戦闘力の高くないマシンですから、
これは及第点と言えるんじゃないでしょうか?
 
MOTO2とWSSは同じ600の4気筒ながら
かたやエンジンがカリカリチューンのパワフルWSSに対して
MOTO2はエンジンこそ非力ですが、レーシングシャシー
スリックタイヤと、車体が極めてレーサーなんで
性格が全然違うマシンと言えるでしょう。
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ですので、WSSからの乗り換えをいかに
上手く進めるかが、WSS王者の課題となってくるでしょう。
 
今シーズン、サム・ロウズとタイトルを争った
ケナン・ソフォーグルもかつてはMOTO2にチャレンジした
クチですが、この時は失敗に終わっています。
まあ、彼の場合、かなりリヤを食い込ませるようなスライド走法ですから
スリックのグリップ力とのバランスが合わなかったと思います。
実際、タイヤのグリップがそれほどでも無かったMOTO2初年度は
悪くなくって、グリップとシャシーがパワーアップした2年目から
不振になっていましたからね。
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