屈辱のシーン

バレンシアGPであった一コマ。
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コースアウトして5番手まで落ちた
ペドロサが後方から追い上げて行く際、
1コーナーのブレーキングでロッシを
難なくパッシング。
 
私の記憶では、ロッシがペドロサに
ブレーキングでパッシングされるなんて、
無かったです。
逆はいくらでも見てきたけど・・。
 
それだけ、ロッシが思うようにブレーキングできていない
今シーズン、ずっと抱え続けている問題の
根深さを感じました。
 
これをもって、ロッシが衰えたとかいう人も居ますが
ブレーキングのセットアップが決まった時の
ロッシのレース運びは今年も何度かみせたけど
往年の切れ味がありましたからね。
だから、彼の好みのセットアップが実現できない
今のM1との相性の悪さってのが大きいように思います。
 
前にも書いたけど、エースではなくセカンドライダーの
立場で他人のために、造られたマシンで戦った経験が
ほとんど無いですからね。
 
来年のマシンには割かし、ポジティブなコメントをした
ロッシですが、果たして、もう一華咲かせることは
できるんでしょうか。