1ポイント差のタイトル
WSS300も最終戦。
25番手グリッドと苦しいスタートとなった
カラスコ。
スタート後もなかなかポジションが上がりません。
しかし、ランキング2位で彼を追うスコット・デロウに
まさかのマシントラブル。
彼はリタイアし、代わりにランク3位のミカ・ペレスが
タイトル争いの対象に。
優勝争いに絡む位置を走るペレスと
入賞圏外を走るカラスコのポイント差は18。
両者の位置によって逆転かどうかが決まる微妙な位置。
しかし、中盤で多重クラッシュ発生。
この後ろのグループに居たカラスコは難を逃れた上に
ポジションを上げるという幸運。
13番手まで上がり、3ポイントを獲得。
ペレスは優勝しない限り、逆転は出来ない。
結果、最後の最後でペレスは2位。獲得ポイントは20。
18+3-20=1
わずか1ポイント、カラスコが逃げ切り、タイトルを確定させました。
男性と混合のクラスで女性がタイトルを獲得するのって
初じゃないですかね?
歴史的快挙です。