企業体質

なんか東芝がどエライことになってますね。

私が東京で営業職をやっている時に
ライバル他社で東芝さんがいたんだけど
そこの営業と話をした時に感じたのは
風通しの悪そうな企業体質だったな。

つまり、営業職が下に見られていて技術屋が
えらぶっている企業体質。
そして、技術屋ってのは頑固で柔軟性に欠けていて
自分の失敗をなかなか認めようとしない。
(まあ、デメリットとメリットの両方を抱えているわけですが
そういう性格じゃないと技術の追求なんて出来ないかと)
現実主義の営業職とは真反対の人種なわけです。

そういう人間が上から下まで企業に万延していれば
こういう結果になるのは、むしろ、当然かなと。
プライドが高いから、もう完全に破綻しているけど
言い出しにくくなっちゃうんだよね。
営業職ならそんなもんより実益を取るからプライド捨てて
治療が効くうちに公表しちゃうけどね。

もう自浄作用が働かないレベルまで行っちゃっているんでしょうね。

こうなると、かつての日産がそうだったように
外部から組織をぶち壊してもらわないと治らないな。

ちなみに営業職と技術職ってのはメーカーにとって欠かせない
両輪で、このバランスが取れている会社が成功している会社だって
私は思ってます。
大概はこの両者ってのは仲が悪いんだけどね。
だからこそ互いが互いを補い合って会社が正しい方向に
進める会社が成功している会社かと。

トヨタなんか、技術をどの程度入れ込むか
車種によってのさじ加減が抜群だと思う。