今だから言えること
去年限りでGPから撤退したブリヂストン。
その責任者だった山田さんも当時は詳しく言えなかった事も
コラムなんかで書かれてますね。
2004年から2005年にかけて玉田選手がブリヂストンから
ミシュランにタイヤをスイッチした時のこと。
参戦し始めて(500は既に参戦していたけど)
2004年にはタイヤだけでなくライダー玉田のポテンシャルも
証明することになって、それだけに玉田選手と共に
世界王者になるという目標を描いていたようですね。
だから、シーズン終了後、早めにチームと契約を結ぼうと
連絡をとるもどっちつかずの回答しかもらえず、そうこうしているうちに
どうやらミシュランにスイッチしたがっているようだと
噂が聞こえてきて、結果、噂は現実になったと。
結果的に玉田選手は最後までミシュランタイヤの特性に
馴染めず、下降の一途をたどることになるわけですが
もしも、このとき引き続きブリヂストンを使い続ける選択を
していたとすれば、翌年以降のブリヂストンの飛躍を考えても
世界王者という夢にかなり近づくことは出来たんじゃないかなぁ
なって思います。