脱オーリンズ

昨シーズンのMOTO2でのWP勢の台頭は
他のカテゴリーにも波及効果を及ぼしているようです。

先日、ヘレスで行われたWSBの合同テストでも
その傾向は見られていました。
特にドゥカティ・ワークスの型落ちマシンを
走らせるジャビア・フォレスのマシンには
見慣れないフロントフォークが装着されています。
はっきりとは確認できませんが、オーリンズでは
無いのは確かなので、WPあるいはビチューボかな??
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昨シーズン、あれだけ活躍したレアンドロメルカド
換えて、フォレスを起用したのは、ワークスとほぼ同等の
マシンに他社のサスペンションを着用してのデータ収集、比較検討
という側面があり、そのためのベテラン起用ではないでしょうか。
実際、メルカドはワークスJrに残留しているわけですから評価は
されているわけですからね。
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また、カワサキプライベーターの雄、ペデルチーニ・カワサキ
ワークスと同じショーワを採用しています。
去年のダビデ・サロム車もショーワを使っていましたがあれは
ワークスの放出車両、今年はそうでは無さそうですから
ヨーロッパでの展開を始めたショーワのサービスを受ける
ということでしょうか。
WSBはサスペンションにもバジェットキャップが採用されてますから
一応、ワークスと同じサスがプライベーターも購入できることに
なってますからね。

一時は猫も杓子もオーリンズでしたが、その流れは変わりつつある
そう思います。