ロッシのブランド力

ロベルト・ロルフォが来季は
アグスタWSSを走ることになりました。

彼はアグスタF3が登場した初期に
WSS走ってましたね。
しかし、彼は本当に毎年、アチコチのチームを
転々としていて、2年と同じチームに所属したことが
無いんじゃないかな?

まだシートを得ているロルフォなんかはマシな方で
ファブリツィオなんか、かつてはドゥカワークスで
走りながらも、今は浪人中の身。
ロレンツォ・ランツィは来季もIDMでしょうか。
実力はあっても、スペイン人とかと違って後見人の
居ないイタリア人ライダーは、ちょっと落ち目になると
あっという間に浪人生活に落ちてしまうことがよくありますね。

そういう意味では最近、MOTO2,3で走っているイタリア人の
多くはVR46アカデミー出身、あるいは関わりのあるライダーが
ほとんどで、それが故に、ロッシのお墨付きってことで
それなりのシートを得ているように思いますね。
アントネッリがオンガッタのシートを得たのはロッシの
後押しがあったからだと聞いています。
もちろん、ライダー本人がそれなりに実力があっての
話ですが、これまでのように実力はあってもシートがない
というケースは減っているように思います。
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ロッシがスパニッシュにおけるところのプーチやアルサモラの
ような役割を果たしているようですね。