スバル 中興の祖 去る

スバルがレガシィ ツーリングワゴンの
廃止を決定しました。
 
セダンボディのB4と、車高を上げたアウトバック
継続生産されるとのことです。
 
今のスバルがあるのは、このツーリングワゴンという
孝行息子の存在なくしては、語れないでしょう。
 
バブル期終盤、スバルはこの波に乗り遅れて
セダンも全く売れず、メーカーとして沈没寸前だった状態から
地味なヒット作として、RVブームの中、コツコツと
売れていたのが89年デビューのレガシィ・ツーリングワゴン。
 
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いわゆる商用ワゴンベースではない、
ダサくないワゴンがうけて、街中にこの車が溢れ
多くの他メーカーのフォロワーを生んだのはいうまでもありません。
ただ、FFベースのワゴンに対して水平対向4気筒&
4輪駆動のアドバンテージは大きく人気は続きました。
 
この車が売れたことで、スバルも一息つけて
続くインプレッサのヒット、さらにレガシィに投入する資金が
確保できたことから、レガシィ自身の改良が進み
高級なセダン・ワゴンの地位を確立しました。
 
ただ、それ以降、レガシィが自身のポジションを
見失ったようなクルマ作りが続いていたので
こうなりそうな予感はしていましたが・・。
特にここ5年ばかりは。
 
ちなみにTVCMで出ている「リヴォーグ」
はこのワゴンの後継機になるそうです。