流れは大事

カタルニアGPの最終ラップで
カネットのアタックを警戒して
ブレーキングで我慢しすぎて転倒してしまった
鳥羽選手。

あの出来事に関しては、このブログでも賛否両論
あったと思いますが、坂田さんのあそこで完走することで
シーズンの流れが良くなってくるという
コメントが指し示した通り、その後
鳥羽選手は完全に流れを失って6レース連続リタイア
という憂き目に遭っていますね。

さすが世界王者のコメントは含む所が多いな
と思います。
結果的にあそこで我慢が効かなかった、あるいは
考える余裕の無かった鳥羽選手の
キャラクターがその後の戦績に如実に反映されてしまっている。

CEV時代のチームメイトである佐々木歩夢選手と比較しても
割りかし、コメントはハキハキするけど、レースは冷静な佐々木選手
コメントはボソボソだけど、レースになると熱くなる鳥羽選手
と言われていましたが、(実際CEVの戦績もそうなっている)
この熱くなる部分が矯正されることなく来てしまったなぁ
という感じがしますね。
開幕戦では実に冷静なレース運びで優勝したから
そういう精神面の成長を期待していたのですが・・・・。

当然、青山監督もその辺はわかってサポートしているとは
思うんですけど、人間の持って生まれた性格は
なかなか変えることは出来ないってことなのか。


本人のコメントによれば来季の残留は
厳しいらしいけど、ルーキーの小椋選手と比較して
完走率、獲得ポイント、いずれにおいても
3年目のアドバンテージが感じられない
レースをしているようだとそう評価されてしまうのは

当然の部分だと思います。
年月の積み重ねが結果に反映されていない。