空気圧ペナルティ
フィリップアイランドのタイヤ問題ですが
どうやらフラッグトゥフラッグの背景には
導入して欲しいチームと、反対するチームの
駆け引きがあった模様。
それはつまり、レース距離を持たせるセッティングが
できているチームとそうじゃないチームってことなんだけど。
それは置いておいても、MOTOGPでフラッグトゥフラッグが
行われたのは、舗装が新しくなった2013年。
それ以降もWSBは毎年、ここで開幕戦を行っていて
タイヤに問題は起きていなかったわけですから、今年の場合は
ピレリがチョイスしたタイヤのスペックが失敗だった
ということだと思います。
でも、去年のレイとかマイケルのレース中にタイヤが
ホイールから外れるトラブルの時も、原因は自分たちとは
言わないピレリ陣営。
今回は適正な空気圧にしていない、規定より低い空気圧で
走ることで、タイヤトラブルを引き起こしたと見ているようです。
まあ、空気圧が低いとタイヤがそれだけたわみますから放熱性が
悪くなってオーバーヒート傾向にはなるんだけど・・・。
アラゴンからは抜き打ちでタイヤの空気圧のチェックが行われ
規定の範囲内に納まっていないチームはペナルティを課されることに
なる模様ですね。