２シーズン目の男

かつてのロッシがそうでしたけど

１年目は勉強の年で、翌年はその勉強で得た

ノウハウを使ってタイトルを取りに行く。

極めてクレバーで学習能力の高いライダーだからこそ

出来る芸当ですが、佐々木歩夢君もその系統のようです。

アジアカップもレッドブル・ルーキーズカップも

その方法でタイトルを獲得してきました。

今季、CEVで苦戦しているのはMOTO3のカテゴリーの

マシンでレースをするのが初めてだからという部分が大きいようです。

実際、本人もレッドブルカップで使っているワンメイクのRC250に

比べて、CEVで使うワークスのNSF250RWは変更できる箇所が

多いため、マシンセッティングを詰めきれないって言ってますね。

だから、彼は来季からMOTO3で走るけど、来年は勉強の年

そしてタイトルは翌シーズン狙っていくって言ってますね。

彼のすごいところは有言実行なところなんだけど

その目論見通りになるか、早くも来季が楽しみでならない。