ハードルの高さ

正式に全日本ロードレース選手権の第2戦に予定されていた

もてぎラウンドが延期になったため、

鈴鹿8耐への参戦権を賭けたトライアルレースは5月の

鈴鹿サンデーロードレースのみとなりました。

 

去年のセパン8耐の上位入賞チームを除くチームはここで

好成績を上げないと鈴鹿8耐への参戦権を手にすることは出来ません。

ここでプライベーターにとって厳しいポイントは2つあって、

ひとつは全日本のもてぎで参戦権を得る予定だった全日本の上位チームが

こちらに出てくる可能性が出てきたこと。

もっとも、10チームまでは主催者推薦枠があるので、有力チームはそちらに

回るように主催者も配慮するんではないでしょうか?

全日本のトップレベルのチームと鈴鹿サンデーのプライベーターでは

マシンの速さが危険なレベルで段違いですからね。

 

もうひとつは、この鈴鹿サンデーの足切りラインが現状不明であるということ。

 

これはフルグリッドの内訳の問題で、セパン組、主催者推薦枠組に加えて

EWCレギュラー組の枠があるんですが、今回のコロナウィルスの影響で

EWCのレギュラーチームが何チーム日本に来るのか未確定です。

そのため、このレギュラーチームの数が確定するまでは、この鈴鹿サンデー組から

何チームが本番に出られるのか、現状わかりません。

EWCの上位、5,6チームしか来ないようであれば、一気にハードルは

下がりますからね。

 

関係者はまずは、鈴鹿サンデーでベストを尽くす

それだけでしょう。