WSBは儲からない
カルメロ・エスペレータによれば、2012年にフラミニ・グループから
買い取ったWSBの開催権ですが、その後色々プロモートしたけど
思ったような成果は上げられず、予想を下回る業績しか出せていないようですね。
毎年、MOTOGPが早々にカレンダーを確定して発表するのに対して
WSBがギリギリまで発表しなかったり、開催場所が二転三転するのは
各国のプロモーターがWSBの開催費用を払いたがらないから、つまり開催したがらないから
という事情のようです。
しかも開催費用はMOTOGPが300万ユーロに対して、WSBは40万ユーロと
激安なのにも関わらず。
特に、今バイク熱が高まっている東南アジアでのセパンやブリーラムの
開催が無くなったことも今のWSBの置かれている立場を示している
ということらしい。
これらを受けてエスペレータは完全にWSBをMOTOGPの下という
格付けにしてプロモートすることを決めたみたいですね。
以前から噂になっているEWCとのレギュレーション統合という話は
その一環となるみたいです。
同じ市販車ベースのレーシングマシンで戦うカテゴリーですからね。
これらの変更が今後のWSBにどう影響していくのか。
ひたすらコスト削減の方向に進むのは嫌だなぁ。