収穫の秋

この週末は色々なレースが集中して行われたので

リザルトを追うだけでもエライことでしたねーーー。

 

まずは土曜日の夜に始まったEWC開幕戦ボルドール24時間は

降雨のため、サスペンデッド。

余りに危険すぎるということで、夜明けにスタートすることとなりました。

しかし、夜明けのレースは波乱含み。

トップを走っていたTSRのCBRのエンジンがブロー。

このオイルに乗ったSRCカワサキとYARTが相次いで転倒。

上位3台が一気に消えるという波乱の展開。

トップに立ったのはドミニク・メリアン監督が引退し、新体制になった

SERT。老舗チームが見事に走りきって9度目のボルドール制覇を成し遂げました。

またチームの大ベテラン、ヴァンサン・フィリップは見事に自身の

引退レースを飾りました。

 

続いて、日曜日の昼間に行われたのが、セパンでのアジア選手権

ヤマハのブロック・パークスはこちらのタイトルを優先させるため

ボルドールを欠場しています。

レースは土曜日の第1レース含めてBMWのアズラン・シャー・カマルザマンが優勝。

彼はタイトル争いの瀬戸際だっただけに踏みとどまった形ですね。

ポイントリーダーのパークスは5位、2位で着実にポイントゲット。

初年度のタイトルを最終戦に託します。

 

MOTOGPは皆さんご存知でしょうから、スルー。

小椋選手おめでとうございました。

 

このMOTOGPの真裏で行われていたのがBSB ショウダウン アッセンラウンド。

勝手知ったるGPコースでスコット・レディングが躍動。

見事にダブルポールトゥウィンで、ジョシュ・ブルックスから

ポイントリーダーの座を奪回しました。

BSBは残り2戦5レース、スコット・レディングが初年度から

タイトルを獲得できるのか。来季はWSB行っちゃうからね。

 

そしてAMA-SBは最終戦。バーバーラウンド。

FPで派手にクラッシュしてマシンをゼロから組み直す必要のあった

ヨシムラのエリアスは決勝レースに臨むも、やはりマシンが

完全では無いのか、土曜日の第1レースでは3位。

ライバルのヤマハのバービアーが優勝。

両者のポイント差はとうとう7まで縮まった。

エリアスはバービアーが優勝した場合、2位に入らないと逆転を許す展開に。

そして始まった第2レースはヤマハのバービアーが逃げる展開。

エリアスはこれを追う力がない。

終わって見れば、バービアーが優勝、エリアスが4位に終わり

この瞬間、キャメロン・バービアーの2年連続、3度目のタイトルが

決定しました。

エリアスは3度目のランキング2位。

・・・・無念だ。

 

各カテゴリー、タイトル争いも佳境となり、まさに収穫の秋。

美酒を飲むのはただ一人。

笑うのは誰だ??